ライド

雨降林道を経由して魔の道志みち→山中湖へ!プチトラウマ植え付けライド!


皆様ご存じであろう、道志みちを超えて山中湖まで行ってきました!
ご一緒したのは、いつものサークルのみなさんです!

今回のライド企画の発端は、前回の尾根幹ライド。

ゼブラコーヒーで休憩中に地図を確認している時に、「あれれー?道志みち、すぐ近くなんですねー!サクッと行けそうじゃないっスかw」と舐めた発言をしてしまった事。

この時、ナリさんの目が輝いていた事、あの時に気付いておくべきでした。

尾根幹ライドの時に雨降林道のルートを間違えてしまい、「今度リベンジしましょうね」と伝えたところ、では道志みちも絡めて・・・という話になり、ナリさんが企画をしてくれたのです。

久々の城山湖!雨降林道のリベンジへ


都営新宿線→京王線の直通電車へ乗り込み、まずは橋本駅まで輪行で突撃。

輪行解除し、参加メンバーの方々への挨拶を済ませ、さっそく走り始めます。


まずは、前回ルートミスで通れなかった、雨降林道を目指します。

橋本駅から雨降林道までは、約10㎞ほどの道のり。
尾根幹ライドの時に走った、見覚えのある道を通り、林道入口を目指します。


多少のアップダウンを経て、すぐに到着しました。

前回走った時は、子の権現近くの道の様に畑の横を抜けていくルートでしたが、今回はのっけから壁が出現。
明らかに前回とは違う、林道への入り口です。


上り始めるとすぐに、斜度22%を誇る激坂が出迎えてくれます。

ダンシングすると前輪がフワッと浮いてしまいそうになるので、シッティングで少しずつ上ります。


この雨降林道ですが、最初が最も激しい区間で、S字カーブを抜け切ると少しだけ勾配が緩くなり、舗装も通常舗装へ戻ります。


そして、穴川林道との合流地点間際になると、真空舗装路が復活w

やはり、尾根幹ライド時に見ていた、「ちょっと激坂っぽい脇道」は、今回ヒルクライムした雨降林道でしたw

林道としての距離はとても短く、「ヒルクラ初心者には厳しいかもしれないが、一見の価値あり」といった所でしょうか。

少なくとも、噂の風張林道などと違い、体力が尽きる事はないので、安心してヒルクライムに挑むことができそうです。

穴川林道まで合流してしまうと城山湖まではあっという間に到着します。


発電所付近には、綺麗なツツジが咲いています。

初春の頃は梅が咲き乱れ、新緑の季節にはツツジが広がるこの辺り。
普通に写真を撮りにくるのも、楽しいかもしれませんね。


少し上ると、おなじみのやまこですね。
相変わらず「ろ」の攻撃力が小さそうです。

今日のメインは道志みち。写真を撮って足早に城山湖を出発します。


ここからは、市街地側へ抜けるダウンヒル。

途中、トンネルと三叉路になっている箇所に信号があるのですが、後続の人がオーバーランしかけてました。。

赤信号で車が曲がっているところにオーバーランしたら・・・
考えただけでも恐ろしいですね。。

初心者の方も、峠を走りなれている方も、ダウンヒルだけはどうぞお気を付けください。


駅で集合できなかった方と、津久井湖観光センターで合流。

藤の花がきれいに咲いていました。

ここからゼブラコーヒーを超え、道志みちへ向かいます。

ついに念願の道志みち!


このT字路を曲がれば、いよいよ道志みちです。

道志みちといえば、とても長い上り坂。
曲がってすぐのところに、「山中湖 46㎞」の看板が目に入ります。

まだまだ先は長いですね。。


ラストコンビニである、セブンイレブンに寄って補給をする事に。

すでにこの時点で、汗まみれw
それもそのはずです。この日の最高気温は24度。

夏日まで1歩手前の陽気でした。今年も大量に汗をかく時期が来ましたね。


コンビニで水を購入し、初投入のBCAAを溶かしておきました。
BCAAって、結構甘いんですね。。スポーツドリンクを濃縮した様な味w

おにぎりを頬張り、再出発!


まだこの辺りは、そこまで勾配がキツい区間ではありません。

割とダラダラ続く坂道ですが、暑さもあったので省エネモードで上り続けます。


時折出現するダウンヒル区間で、画面から噴き出た汗を飛ばします。

ここのダウンヒル、結構長かった = 帰りにまた上り返さないといけないという事です。
ちょっと想像しただけで吐き気が・・・ ウッ・・・


順調に山の中を進んでいきます。

全体的に、道の状態は悪くありません。
が、物凄いスピードで横を通り抜けていくバイクや車が多く、さらに意図的な幅寄せされてしまう事もありました。

カーブの時に幅寄せされていたので、少しブレーキングが遅かったら道志川の谷底に落ちていたかもしれませんw

基本的には大丈夫ですが、片側1車線という事もあり、走行時には十分注意してくださいね。

渓谷を少し進むと、上から見下ろせる場所があるのですが、撮影を忘れてしまいました。。
次は紅葉の時期にでもリベンジしてみようかと思ってます。


道志みち名物の一つである、全長71m/高さ34mの久保つり橋に到着。小休止です。
ここから、大室山へと入山できるそうです。

このつり橋を渡ってみると、グラグラと揺れますw
高いところが苦手なワケではありませんが、きっとこれは誰でも恐怖を覚えるのではないでしょうか。


真ん中のあたりまで行くと、眼科に広がる綺麗な川をしっかりと見ることができます。

あーー飛び込んでもいいから水浴びたいと思いながら、事件になってしまうのでグッと我慢。。


併設されている直売所で、冷やされているきゅうりとトマトを発見。

せっかくなので、トマトを購入し、かぶりつきます。


そして暑い日差しの下で飲むものといえばコレ!
みんな大好き、ラムネですね!

あまり炭酸を入れすぎると後々苦しくなりますが、これくらいであれば問題ありません。

炭酸のシュワシュワを存分に楽しむ事が出来ました。

少し休憩を取った後、「道の駅どうし」を目指して再出発します。

しかし、この辺りですでに、勾配が少しキツくなり始めており、慌ててペースを落とします。

あ、あれ、、もっと斜度の低い坂が続くものだと思ってた


川の側を通りながら、超絶怒涛のスローペースで上っていきます。

この辺りから太ももに違和感を覚えていました。
いわゆる、「脚の売り切れ」という奴ですね。


それでも、もう少し、あと少しだけ頑張れば、豚串が食べられる・・!

冠雪したきれいな富士山の頭が見えた頃、豚串を食べる事と、河童にメットを被せる事だけをモチベーションに頑張ります。

道の駅どうしで疲れを癒す


道の駅どうしに到着。
GW中の休日ということもあり、道の駅は大賑わいです。


とりあえず、ローディー御用達(?)の河童にメットとアイウェアをかぶせる事から始まります。

これをしなければ、ここまで来た意味が無いといっても過言ではありません。


河童の奥には川が広がっており、ファミリーがキャッキャウフフしている様子が微笑ましい感じ。

一方、ピチパンに身をくるんだおっさん’s、通称ピチパニスト達は、豚串を手に入れるべく、売店側に向かいます。


豚串を焼く煙と共に、とてもいい匂いが周囲に広がります。

かなりお腹も空いていたので、豚串+豚汁のセットを注文しました。


この豚串、ただの豚串ではありません。

使われているお肉は、なんと「道志ポーク」との事。
地産地消という訳ですね。

味は、癖も臭みもなく、とても食べやすい感じでした。

炭火で焼いてあるため、香ばしさが加わっています。

また、塩コショウが多めに掛けてあるため、運動後の補給としては非常にありがたいですw


豚汁も並々注いでいただきました。

こちらもちょっと濃いめの味付けで、七味ととても合います。

ネギはシャキシャキ。食べごたえばっちりです。

ある程度休憩していると、時間がかなり押していることが判明。
予定していたほうとうは諦める事になりました。残念。

脚も少し楽になってきたところで、山伏峠を目指します。


この辺りはまだ結構な数の桜が咲いていて、近くを通るときに桜がひらひらと舞い散ってきます。

今年は例年より長く桜を楽しめましたが、これが桜の見納めとなりました。


桜ゾーンを抜けると、本格的な上りが始まります。

道志みちの中でも、道の駅どうし~山伏峠間が一番キツいところなのだとか。

もうこの辺りからは、完全に脚が売り切れ状態。
本格的に、ゴール出来るのかどうか、不安に駆られ続けながら、ゆっくりゆっくり上っていました。

既に出涸らし!山伏峠


スピードは全くと言っていいほど出ていませんが、どうにか山伏峠に到着する事が出来ました。

橋本駅までの戻りが不安なため、本当に引き返して、みんなが戻ってくるまで豚串を延々と食べ続けてやろうかとも思いましたが、腹をくくって山中湖側へダウンヒルを開始。

まあ、ここまで来たら下りてしまってもそんなに変わらないという事と、山伏峠からそこまで下らないだrめっちゃ下ってるじゃねーかよおおおおおおおおおおおおいいいいいい

下りてしまったものはしょうがありません。こうなれば富士山を楽しんでやりましょう。


山中湖に到着すると、若干ガスってはいるものの良い天気に恵まれ、富士山を拝むことができました。

しかし逆光である


そのまま、森の駅 旭日丘まで走り、からあげ丼をお腹に突っ込みます。

ここで橋本駅側に戻る組と、近くの駅からエスケープする組に分かれました。
時間が押していたので、私も近くの駅からエスケープ組に!


いけませんでしたorz

というのも、この日に限って輪行袋をコインロッカーに預けてしまっており、橋本駅まで帰らざるを得ない状態に。

帰りは写真を撮る気力もなく、ひたすらペダルを回し、無くなったはずの体力を絞り出し、橋本駅までたどり着くことができました。

プチトラウマ確定ですw

次回は、紅葉の時期くらいにでもリベンジしたいと思います。
のんびり一人で行くのも悪くないかもしれませんね。

さいごに

道志みちは魔の道でした。
「そんなにキツくないYO」という言葉に、本当に騙される日が来るとは夢にも思いませんでしたw

とはいえ、川の近くを走るのは気持ちよく、富士山もきれいに見えたので、満足度は高めです!

日焼け止めを忘れてしまったのが痛恨のミス。真っ赤になってしまい、数日お風呂が辛かったです。。
ちなみに、すでに今年のファースト脱皮(腕)が完了いたしましたw

これからどんどん暑くなってくるので、暑さに弱い私にとっては地獄と化す可能性が高いため、少し冷える位の時にリベンジしたいと思います。

ちなみに、私は発汗がはんぱないので、この時期からは本当にドライレイヤーが重宝します。
汗冷えに悩んでいる方にはお勧めですよー!

それにしても、いつも山に行った時、心拍がキツくなってペースダウンする事はありましたが、脚が売り切れたのは初めてです。

もともと追い込む様な走りをしないという事もありますけどね。

「きっと前半に飛ばしすぎたせいだ」と思っていましたが、帰宅後に洗浄していると、ロー1段(28T)とトップ2段に入らないことが発覚。

たぶん、普段28Tで走りなれてるものを、25T(2枚目)で走っていたというのも原因の1つかもしれません。
というか、そう思いたいですw

ちなみにこの現象、インナーワイヤーが切れる前兆だった様で、通勤で乗ろうとした瞬間にブチッと切れました。
それはまた今度にでも。

■今回のライドメモ
走行距離:126.7km
獲得標高:1,867m

■ウェア
アイウェア:Oakley M2Frame XL
ドライレイヤ:finetrack パワーメッシュTシャツ
ジャージ:Rapha PRO TEAM MIDWEIGHT JERSEY
ジレ:Rapha Brevet Gilet
ウィンドブレーカー:mont-bell ウインドバイカー
ビブショーツ:Rapha PRO TEAM LIGHTWEIGHT BIB SHORTS
レッグウォーマ:Pearl Izumi アームウォーマ
ソックス:sako7ソックス
シューズ:Lintaman Adjust Road Pro2017


今回もご一緒してくれた皆様に感謝を。いつも楽しませてくれてありがとうございます!
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ABOUT ME
とっくん
MERIDA SCULTURA700(2016)にMavic Ksyrium Proを積んで乗ってます。 遅いくせに、格好だけはプロ仕様(Rapha) 山と坂によくキレる。