ロードバイクを納車後、サングラスを購入してみたり、ガーミンを購入して(正確にはプレゼントされて)みたり。
これまで様々なウェア類を、少しずつ少しずつ充実させてきました。
飲み物を補給するためにボトルを、遠くにいくために輪行袋を。
それぞれ、やりたい事・行きたい所をピックアップし、必要に応じて購入してきました。
そして今回、ついに念願かなってロードバイク本体のパワーアップ要素に投資をしました!
そう。交換することで一番効果が出るであろうと言われている「ホイール」です。
どこで買うか迷っていましたが、結局海外通販で購入。
そして、ドイツからの輸送となりました。
待ち遠しい配達
8月23日にドイツの空港を出発し、中国の空港を経由して8月27日に成田空港に到着。
その後、実際に配達されたのは8月30日、台風が来ていた日でした。
USPからヤマト運輸へ委託されたとの事で、直接配達拠点に受け取りに行きました。
で、今回受け取るのに支払ったのは4,300円です。
・・・あれ?関税掛かってる??
通常、自転車本体やパーツを個人輸入した場合、関税は掛かりません。
そう、この時は忘れていたのです。消費税の存在を。
考えてみると当たり前ですが、関税はかからなくても消費税は掛かります。
ちなみに、税関職員の主観で判断されますが、個人使用と認定された場合には合計金額の60%に対して課税されます。
こちらの記事に詳しく纏めてありました。
日本より断然お得ですね!
ちなみに、ウェアなどの場合には関税が掛かるので注意が必要です。
まあ、関税ではなく消費税と言う事は、配達の伝票を見れば明らかです。
配達店の人は「今回、税金で4,300円です」としか言ってくれなかったので、消費税とは気付かなかったのです。
高まる気持ちを抑えつつ開封
今回注文したのは、Mavic Ksyrium Pro Exalith SL Limited。
Mavic Ksyrium Pro Exalith SLのLimitedバージョンです。
リムまで真っ黒な、遠くからみるとカーボンにも見える、アルミクリンチャーホイールです。
公称重量はフロントが605g、リアが750gの計1355g。
流石の軽さですねw
タイヤはMAVIC YKSION PROシリーズ(25c)が標準で付いています。
特筆すべきはリム面のEXALITH2でしょう。この辺りは、以前の記事でも書きました。
リム面のEXALITH工法、いわゆるPEO(Plasma Electrolytic Oxidation)工法。
又の名をプラズマ電解酸化皮膜処理という強そうな名前ですw
このEXALITH工法、ブレーキがとにかく掛かるとの事。実際にダウンヒルの時などは安心レベルが段違いだそうです。
ただ、音鳴りが凄いとか、ブレーキシューが削れまくるとか、色んな意見が有るようですけどね。。
それにしても開封にこんなドキドキするのはいつぶりでしょうか。
5D Mark3を購入した時以来かもしれません。
まずは付属品が入っているかを含めて確認です。
しかし、開封してすぐにある事が発覚しました。
「これ、Limitedモデルじゃない・・・」
とにかく、下手に箱から出さず、すぐにセラーへ確認です。
Limitedやったら、まずは在庫確認せなあかんわ。
せやから、それ使ってくれる事を望むでw
で、在庫あるん?どうなん?
ほら、ウチのサイトやとノーマル版の方が300ユーロも高いねん!それで堪忍やで!!
ムカつくけど納得したるわ。
※実際は英語で、お互いこんな横柄な態度ではありません
ということで、Limitedを注文したのにも関わらず、通常版を手に入れてしまいました。
今回取引したセラーさんは、ドイツの「s-tecsports」さん。
99.9%のPositive FeedbackでTop-rated sellerとして認定されています。
それだけにとても残念。
ま、念のためアメアスポーツジャパンに問い合わせてみましたが、性能差は無いという事なのでこれを使おうと思います。
デカールは通常版でもカッコいいです。
それに、洗車でのケアや走っていく中での傷を考えると、ほぼリム全面のデカールより、通常版の一部デカールの方が良かったかもしれません。
そうだ、そう思えばいいんだ
スプロケを付け替える
スプロケ外しを使い、スプロケを分解していきます。
バラしついでに、1つずつ丁寧に汚れを拭きとっておきましょう。
ここまでバラすのは、付替えか余程汚れが酷い時くらいですからね!
ちなみに、スプロケは手裏剣では有りませんので、投げて遊ばないように注意しましょう。
順番通り、スプロケをフリーボディに詰めて、最後にロックリングを締め込みます。
ちなみに、洗浄している段階でスペーサーの位置がわからなくなった場合、部品展開図を参考にすると良いでしょう。
ブレーキシューも専用品に付け替え
当然、ホイール購入時のセットに、EXALITH2専用ブレーキパッドが含まれています。
カートリッジごと取り外し、ブレーキシューを付け替えました。
シューを外すのは簡単ですが、新しいシューを突っ込むのに苦戦しました・・。
新しいからなのか、SHIMANO純正ではないからなのか、これがまためちゃくちゃ硬いです。
無理やり押さえつけて入る所まで入れて、先っちょを引っ張ってグリグリグリ・・・と少しずつ奥の方へ送っていき、全てのカートリッジのブレーキシューを交換しましたw
カートリッジの位置調整も完了したら、トーイン調整に入ります。
ちなみに、新品のEXALITHホイールでは、トーインを付けないとすんごい音が鳴るとのこと。
対策として、MAVIC推奨の0.5mm~1mmでトーイン調整を実施しました。
あくまで目安の厚みなので、私はブレーキシューのパッケージ(紙)を一度折った物を使用。
十分でしょう。
無事、ハの字にトーインを付けることが出来ました!
くれぐれも注意ですが、ブレーキはロードバイクを制動させるための部品です。
不安な場合にはプロショップに持ち込むなどして、交換をしてもらうようにしましょう。
自分のロードバイクにパイルダーオン!
待ちに待った瞬間ですね!ようやくここまで来ることが出来ました!!
注文してLimitedではない通常版が届き、土日も予定があってホイールの交換が出来ず。
結果、届いてから2週間ほど経過してしまいました。
しかし数々の苦難、そして商品が違うことによる憤り。
そんな事は、最早どうでもいい。どうでもいいのです。
目の前に佇む自分の自転車が、なんとかっこ良く見えることか。
本当に、それだけで十分なのです。
ちなみに、チューブにはMAVICのインナーチューブが使われているので、バルブが黒いです。
リム面も黒なので、見た目を壊しません。
クイックも、MAVICイエローがいい感じに現れていて好きです。
その他、各部所に散りばめられる技術の数々。
見ていてフツクスィです。
付け替えた後、軽く試走をしたり、通勤で使ってみたりしましたが、とても気持ちよく走ってくれます。
今回、タイヤが25cになったということもあり、23cまでのみに対応していたチューブから、25cもカバーしているMAVICのインナーチューブに買い換えておきました。
さいごに
色々と大変そうかなぁと思った海外通販ですが、思ったより簡単で拍子抜けです。
実は今回、ホイールを購入するにあたり、実物を見にY’sRoadアサゾー店に行きました。
しかし、海外からの発送を加味しても、海外通販の方が安いということもあり、結局海外通販で購入する事に。
・・・結果的に通常版になっちゃいましたがw
もともと私は英語が堪能な方では有りませんが、調べる能力には長けていると自負しています。
なので、切り貼りではあるもののなんとか問い合わせが出来た所もあります。
いずれにしても、自己解決出来る自信がない場合、Wiggleなどの日本語でも問い合わせ可能な大手通販サイトを使用することをオススメします。
それにしても、見た目がカッコいいですなぁ・・・。
より愛着が湧いたのは、言うまでもありません。
スプロケの付け替え、トーイン調整を含めたブレーキの付け替えについては、別の記事で紹介したいと思います!
あ〜〜 秋雨前線が早くどっかに行ってくれればいいのに〜〜
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