雨の日はロードバイクに乗れない悲しみを、漫画にぶつけるに限ります。
この時期は雨のせいで電車通勤が多くなりがちで、必然的にライド距離が伸びません。
土日もロングライドを予定していたと思っていたら、突然の雨予報に泣かされる方も多いのではないでしょうか。
その点漫画は、雨天も晴天も関係なく読むことが出来ます。
「晴耕雨読」とも言うくらいですしね:)
そんな自転車漫画!我々ローディがついつい読みたくなるようなものをご紹介します!
読むと自転車に乗りたくなること、間違いなしです。
目次
弱虫ペダル:連載中
1巻
最新巻(45巻)
言わずと知れた自転車漫画ですね。
今日の自転車ブームの火付け役と言っても過言ではありません。
また、しばしば腐女子の餌食になる漫画です
弱虫ペダル 1巻より ©渡辺 航
ロードバイクに無縁なオタク気質の主人公小野田くんが、ロードバイク経験者である今泉くん(スラムダンクで言うと流川楓的なw)とママチャリで勝負し、自転車の魅力に取り憑かれ自転車競技部に入るというお話。
そこからロードバイクにのズンズンめり込み、インターハイ優勝を目指して成長していくというストーリーです。
自転車競技部に入った後も、インターハイが最初から最後まで描写されていて、ストーリーもしっかりしており読み応えはかなりのもの。
普通はありえないっショ・・・!と思う様な事もありますが、ついついのめり込んでしまうという良さがあります。
ペダルをぐるぐるぐる〜〜〜と回すと誰にでも追いつくというチート並の能力が羨ましいです。
ちなみに、アニメの1期(弱虫ペダル)、2期(弱虫ペダル GRANDE ROAD)、映画(劇場版 弱虫ペダル)もAmazonプライムビデオで配信しているので、30日間無料などを駆使して見るのもオススメです:)
弱虫ペダル SPARE BIKE:連載中
1巻
最新巻(2巻)
弱虫ペダルで登場する3年生を主題にした、スピンオフ作品です。
本編では書かれていない、3年生組の個性が生まれるまでであったり、自転車競技を始めたキッカケなどが沢山登場します。
弱虫ペダル SPARE BIKE 1巻より ©渡辺 航
こんな、巻チャアンの苦悩の過去や、金城さんのホッコリするような昔話が描かれています。
本編にも、いつか登場してほしいですね!w
のりりん:完結
1巻
最終巻(11巻)
既に完結している自転車漫画です。
激しい自転車乗りディスから始まるものの、ヒロインの母親のせいで自転車に乗る羽目になってしまう。
結局、自転車の魅力に取り憑かれそこから徐々にロードバイクへと目覚め(させられ)ていく物語。
また、物語の後半ではなぜ主人公がそこまで自転車乗りが嫌いになったのかという事についても触れられてます。
たまーに、描写が端折られている箇所があるため、「あれ、この間に何があったんだw」という事も多少あるものの、最後まで読むと「なるほどねぇ」としっかり腑に落ちる様なストーリー構成になっているので、比較的楽しめると思いますよ!
のりりん1巻より ©鬼頭莫宏
タイトルになっている「のりりん」は、三河弁で「乗りなさい」という意味らしいですが、実際にはそんな風には言わない!という描写も有り、原作が原作名を否定するという面白い展開になっていますw
といっても、あえてそれがタイトルになっているのには理由があるので、是非読んでみてください。
ちなみに、この漫画ではUCI非公認(レースで使えないだけで走るのはOK)となっている、旧型のエアロフレームなども登場します。
古くて危険だから使われないんじゃなくて、早過ぎるから競技に使っちゃダメってところが、また面白いですねw
ちなみに、作者の鬼頭さんの作品は鬱漫画が多いと言う事で定評がありますが、この作品は鬱展開はないのでご安心くださいw
じこまん:完結
1巻
最終巻(3巻)
こちらも既に完結しているエッセイ漫画。
個人的にめちゃくちゃ好きな漫画ですww
クロスバイクから自転車の魅力に取り憑かれ、ロードバイクへと転身し、自己満足を極める漫画。
それが「じこまん」。
もともと、「かもめ☆チャンス」という別の漫画を書いていた作者さんが書いているのですが、ご覧のとおり表紙からマッパでチャリを担いでいるという、控えめに申し上げて頭のネジがお飛びあそばせている目を引く表紙となっています。
じこまん1巻より ©玉井雪雄
ちょっとアレな表紙はさておき、内容では実商品名なども記載のあるレビューなどの描写もあり。
思わず「コレ試してみようかなぁ」なんて思ったりもするほどです。
アンダーアーマーなど、冬に試してみたいなぁと思います。
こういった、実名形式のレビューが読みやすい漫画になっているのは、本当にありがたいですね:)
ちなみに、レビューばかりではなく、ライドについてもいろいろ書かれています。
個性的なキャラに思わず「クスッ」としてしまう事間違いなしですw
かわうその自転車屋さん:連載中
1巻
最新巻(3巻) ※20167/15発売
絵がものすごく可愛い、ほんわか系の自転車漫画です。
登場人物は全て動物になっていて、かわうその店長のお店を通じて自転車の魅力に取り憑かれ、仲間が増えていく様子が描かれています。
かわうその自転車屋さん1巻より ©こやまけいこ
普通のロードバイク以外にも、タンデム車やリカンベント(寝そべって漕ぐ自転車)などの描写も有り、割とマニアックな所も突いてきていると思います。
ただ、全体を通してゆるいので、非常に読みやすいのが特徴です:)
子供さんに読ませたら、「自転車欲しい!!」となるかもしれませんねw
それでも、正しい自転車ルールについても言及されている箇所もあるので、子供さんにも読んで欲しいと思います。
ちなみに、ワールドサイクルからストラーデ・ビアンケのジャージが発売されていた様ですが、現在は品切れ中です。
めっちゃ欲しい(´;ω;`)ウッ…
3巻がそろそろ発売されるので楽しみ!
そして、またジャージの再販宜しくお願いします。ワールドサイクルさん!!
ろんぐらいだぁす!:連載中
1巻
最新巻(7巻)
美少女自転車漫画枠の1つです。
ミニベロに一目惚れをして乗り始めた所から自転車の魅力に取り憑かれ、例のごとくミニベロ→クロス→ロードと乗り換えて、どんどん色々な山などに挑戦し、最終的にブルベ攻略を目指していく大学生を描いた漫画。
実際に、ロードバイクで訪れる事ができる有名な場所(渋峠とか、三浦半島とか)が持て余すこと無く書かれており、とても参考になりますw
ろんぐらいだぁす!1巻より ©三宅大志
ちなみに、このシーンで出てくる激坂(通称:亜美ちゃん坂)も、この漫画から通称が取られています。
正直、あの激坂をミニベロで登るとかぶっ飛んでますけどねw
私も実際に行ってきましたが、死にましたww
渋峠や乗鞍なども描かれており、山という山を攻めてる感がありますw
担当さんの悪意かもしれませんがww
南鎌倉高校女子自転車部:連載中
1巻
最新巻(8巻)
こちらも可愛い枠の自転車漫画です。
自転車に全然乗れなかった女の子が自転車の魅力に取り憑かれロードに乗り始めます。
南鎌倉高校女子自転車部1巻より ©松本規之
弱ペダの女子高生版の様な感じですが、リアリティにはかけている事が多いという漫画です。
それでも十分に面白いですけどねw
こういうのを見ると、やはり友達を自転車沼に引きずり込むには、電動アシスト→クロスバイク→ロードバイクという順序を踏ませるのが、一番手っ取り早いのかもしれませんねw
「自転車競技のチーム戦で勝つにはどうすればいいのか」ということを、小さなことから少しずつ積み重ねていく様なシーンが印象的です。
ただ、ろんぐらいだぁす!とたまにキャラが被ってしまって、頭が混乱することがありますw
別に、似ているとかではないのですが、女子×自転車という境遇が似ているからかもしれませんね。
(把握能力が低い)
さいごに
結局全部、「自転車の魅力とに取り憑かれ」がついてしまうという結果になりましたw
なんだかんだ最後には黒塗りの高級車に追突する「黒塗りの高級車に追突してしまうbot」みたいになった事は否めませんが、まあ良しとしましょう。
あの地平線 輝くのは
どこかに君をかくしているから
たくさんの灯がなつかしいのは
あのどれかひとつに 君がいるからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。
後輩をかばいすべての責任を負った三浦に対し、車の主、暴力団員谷岡に言い渡された示談の条件とは…。— 黒塗りの高級車に追突してしまうbot (@jidan_no_jouken) July 12, 2016
こんなに雨ばかりだと鬱陶しくなっちゃいますが、電車通勤の中で読んでみてはいかがでしょうか。
そしてモチベーションを奮い立たせ、帰ってローラーを回すというサイクルに持ち込むことができれば、秋ごろに気持よく山が登れるかもしれません。
私もローラーを頑張りたいと思います。全然乗れてないけどw
ツール・ド・フランスも折り返しました。
私も新城選手の様に、絞っていけるように頑張ります!え?このお腹の肉?なんでしょうね(^^)
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この梅雨を乗り切るために、応援おねがいします!
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