先日の記事にも書いたのですが、伊豆大島に行った時、群発頭痛の発作がおきました。
その時はホテルのご主人とプレ嫁が輪行状態にしてくれ、そのまま車に乗せてくれてホテルまで運んでいただけたのは、心底助かったなぁ、と今でも思ってます。
やっぱり伊豆大島はあったけぇなぁ。。
伊豆大島から最寄駅に戻った後、サクッと輪行解除しようとすると・・・
とりあえずその時は無理やり突っ込みましたが、どうやらディレイラーハンガーが曲がってしまった様です。
船の揺れでぶつかってしまったか、大島で運んでもらっている時に曲がってしまったのかは分かりません。
ただ、大島滞在中に曲がっていたとしても、ホテルの人が悪い訳ではないです。
私の手で輪行状態にして、私の手で運ばなかったのだから、それは自己責任ですからね:)
ホテルの方は最善の事をしてくれたと思いますw
ディレイラーハンガーって?
この赤枠で囲った部分の部品で、リアディレイラーとフレームを繋げてくれている部品。
これ、実は重要な部品です。
そして、かなり故障率の高い部品でもある様です。
ディレイラーハンガーが曲がった、折れた、など色々聞きますよね〜。
折れたらどうなるか。お判りの方も多いですよね?
先ほど言ったとおり、ディレイラーハンガー=リアディレイラーとフレームを繋げている部品です。
幹線道路で高速巡航中にポキっと折れて、掛かっていたトルクが一気にガクンと抜けると・・・・。。
想像するだけで恐怖ですね・・・。
ディレイラーハンガーの曲がりも、実は要注意。
「曲がっているだけだし大丈夫!」と思っていても、当然無理な力が掛かっています。
折れる原因になってしまったり、内側に曲がっていた場合にはスポークにディレイラーが巻き込まれるという事態になりかねません。。
ジロ・デ・イタリア2016 山岳TT中のニバリ状態は避けたい所です。
実害はあるのか
定点で撮影してみたら、これくらいズレてました。
ネジを締めると正常な確度に戻るのですが、簡単にいえば猫背の背中に1M定規を突っ込んでいる様なものです。
ディレイラーハンガーが少し曲がっている時の実害。
これは、無いといえば無いんですけどねw
しいて言うなら、後輪の着脱時にいつもより抵抗が感じられる様になります。
うまくクイックレリースのネジが入っていかない、という感じでしょうか。
更に、チェーンにも無理なテンションが掛かっている気がします。
実際、いつも行くショップに行った時には「入荷するまでアウターローは避けてね。折れる可能性あるから。」と言われました。
小さな無理の積み重ね、イクナイ(・A・)!
ショップでハンガーを注文
購入店に持ち込んで、ディレイラーハンガーを注文したところ、2週間くらい掛かるとか。
知らなかったんですが、ディレイラーハンガーって汎用品じゃないんですね。
価格はそんなに高くなく、3000円未満くらいのプライス感です。
一時は思い切り踏み込めないなーと思っていましたが、良く考えたら出張でどのみち入荷頃まで乗れないことが判明w
ある意味、調度良かったのかもしれませんw
紆余曲折がありつつ交換完了!
お店の方が新品のネジをブチ折るとか、翌日にスローパンクしてたとかの珍事がありつつ、無事に交換が完了しました。
その後、タイヤを外してみたりすると、やっぱり簡単に抜くことが出来ます!
普段からチェーン周りの洗車を良くする私としては、本当に嬉しい限りです。
アウターローはそんなに使うことは無いとはいえ、気にしながら走るのもどうかと思いますし、
整備不良のまま走るのは、ちょっと嫌だったりするので、早くケリが着いてよかったです。
それにしても、結構簡単に交換出来るんですね。
アーレンキーだけあれば、キュッキュッと出来るみたいです。
適正トルクが分からないから、今はまだ自分ではしませんけどね。
さいごに
なんか後輪入りにくいなぁ〜。そういえばこの間輪行した時に倒しちゃったな?とか。
そういった場合にはディレイラーハンガーの曲がりを疑っても良いかもしれません。
3000円くらいをケチってディレイラーまで巻き込んだら。さらにそれで落車して事故に遭ったら。
修理費も嵩むし、自分の傷を治すのにも時間が掛かります。
そういった事故を未然に防ぐという意味でも、不調のある場合には早急且つ確実に、原因を排除するのが一番です。
自分の身を守るため、そして他の人を巻き込まないためにも、整備はしっかりとやりましょうね!
↓ブログ村のランキングに参加しています↓
にほんブログ村